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ぎょくろのいろつやのすばらしいさま

高橋大輔さんの一ファンの忘備録※リンクフリーではありません

〜月光の東、ミシン

【月光の東 宮本輝著】--------------
[rakuten:ubook:10419829:detail]
美しい女、米花が「月光の東まで私を追いかけて」という
そこに秘められた思いは...
元同級生の謎の自殺、米花の陰
私も幼い頃「月光の東」的な事を心に思い描いていた時期があったな...
なんて思い出しました、誰でもそんな風に思う時期があり
大人になっても忘れることなく、思い続けていたところに
米花の心の闇が描かれている感じがしました
友人がお勧めしていたので、読んでみました
宮本輝作品2冊目、人々の思いが交錯する感じが
1冊目に読んだ「約束の冬」とロマンチックな感じが似てる
米花の母親が得意だったクリームコロッケと
蔦屋のクリームコロッケ特に意味は無かったのでしょうか



【ミシン 嶽本野ばら著】--------------

ミシン

ミシン

世界の終わりという名の雑貨店とミシンのカップリング
独特で繊細で凶暴
君、僕、ママ、パパ、あの子とすべて呼称で
名前が出てこない、へたすると作文みたいになってしまうのに
それをキャラクターの性格を際立たせている材料に
独自の世界観をつくり出している
好きな人は、すごく引き込まれるだろうな



江戸川乱歩全集 黒蜥蜴】--------------*

江戸川乱歩全集 第9巻 黒蜥蜴 (光文社文庫)

江戸川乱歩全集 第9巻 黒蜥蜴 (光文社文庫)

眼鏡をかけるようになってから、少し遠ざかっていたけど
最近また、俄か読書ブーム到来
本を読みたい気分になると、江戸川乱歩は外せない
子供の頃、テレビを見せてもらえなかったので
小学校の図書館で本をよく借りていた、中でも好きだったのが江戸川乱歩
明智小五郎と少年探偵団が活躍するのを夢中になって読み
探偵になりたいと本気で思っていた時期もある
さすがに今、探偵になろうとは思わないけど
やっぱり、よいです

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※これは、あくまで独断と偏見です

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